〈現代とマルクス〉セミナー開催のお知らせ

今の社会に怒りをもち、本格的に勉強したいと思っている若者むけ企画(後藤道夫)

東京唯物論研究会が主催して、初級向けの〈現代とマルクス〉セミナーを行うことになりました。
現代の諸問題とその克服の方策を考えるに際して、マルクスの視角を活かすという目標で、カリキュラム設定をしています。

1年で20回程度、2年間の連続講座で、3期に分けてテーマを設定し、哲学・社会理論等を専門とする研究者が講義を行ったり、助言者となって文献を読み進めていきます【予定講師:後藤道夫、渡辺憲正、岩佐茂、渡辺治、鈴木宗徳、平子友長ほか】。

大学4年生、大学院修士の学生を念頭においたレベル設定をしていますが、それ以上の学年の方でも参加できます。
また、大学に所属していない方でも、諸分野の社会運動の活動家で、マルクスに興味のある35歳くらいまでの若手の方は参加できます。

マルクス、マルクス主義に関する知識の有無は問わず、初めてマルクスに触れる方でも、理解の出来るわかりやすい講義、輪読を行います。
その上で、マルクスを踏まえて、現代の諸問題に即した議論をしていきます。

第1期 「マルクス入門」2008年10月〜2009年3月
第2期 「テーマ別にマルクスを読む」2009年4〜9月
第3期 「資本論を読む」2009年10月〜2010年9月

末尾に詳細な日程と内容、講師名などを記しておきましたので、ご覧ください。

【参加について】

○ 初級から開始し『資本論』講読へとステップアップしていく、体系的なカリキュラムを組んでいるため、2年間の連続参加が原則です。
1回ごとの参加はできません。

○ 日程、内容はそれなりにハードです。
セミナーへの定期的な参加、事前学習、2年で2、3回程度の報告分担ができる、という方の参加を希望します(論文執筆等、個別の事情は考慮しますのでご相談ください)。

○ 参加される場合には、事前に申し込みが必要です(定員20人程度)。

○ 場所は基本的に一橋大学(東京・国立)です。


下記の内容、日程を確認の上、参加される方は、【名前、所属、電話番号等の連絡先を明記の上】下記にメールをしてください。
御質問等も承ります。

marx_seminar@yahoo.co.jp

運営委員会代表・後藤道夫(都留文科大学)

日常実務は、基本的に事務局担当・蓑輪明子(一橋大学社会学研究科博士課程)が対応いたします。

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第1期「マルクス入門」(2008年10月〜2009年3月)

○ 2008年10月18日(土) 13:30〜
「今、なぜマルクスか」講師:後藤道夫(都留文科大学)
グローバリゼーションと貧困化、非正規雇用化の進展は、マルクスの枠組みで理解できるのか。
また、マルクス以降に出されたマルクス批判(階級論、生産力主義、西欧中心主義批判等)の意義と反論を試みる。
○ 2008年10月30日(木) 18:00〜
「マルクス思想の概略」講師:後藤道夫
マルクス思想のエッセンスを解説。
○ 2008年11月13日(木) 18:00〜
「マルクス思想の生成期と歴史的環境・思想環境とマルクス・エンゲルスが格闘した課題」講師:渡辺憲正(関東学院大学)
マルクス・エンゲルスの生きた時代の思想状況、社会状況に即して、彼らが格闘した課題が何だったかを明らかにする。
○ 2008年11月29日(土) 13:30〜
『賃労働と資本』を読む@
輪読/講師:後藤道夫
○ 2008年12月13日(土)13:30〜
『賃労働と資本』を読むA
輪読/講師:後藤道夫
○ 2009年1月15日(木) 18:00〜
『空想から科学へ』を読む@
輪読/講師:岩佐茂(一橋大学)
○ 2009年1月31日(土) 13:30〜
『空想から科学へ』を読むA
輪読/講師:岩佐茂
○ 2009年2月21日(土) 13:30〜
「フォイエルバッハにかんするテーゼ」『ドイツイデオロギー(抜粋)』を読む@
輪読/講師:渡辺憲正
○ 2009年3月下旬(合宿形式/調整後、日程決定)
「フォイエルバッハにかんするテーゼ」『ドイツイデオロギー(抜粋)』を読むA
輪読/講師:渡辺憲正
総括討論

第2期「テーマ別にマルクスを読む」2009年4〜9月(日程の詳細は今後決定)

〈搾取、剰余価値、資本蓄積〉
〈階級〉
1)『イギリスにおける労働者階級の状態』『哲学の貧困』の輪読と講義/講師:後藤道夫
2)フランス三部作における階級闘争理解/講師:渡辺治(一橋大学)
3)M.ウェーバーとマルクス/講師:鈴木宗徳(法政大学)
〈国家〉
1)『ドイツイデオロギー』『ゴータ綱領批判』の輪読と講義
2)『家族・私有財産・国家の起源』の輪読/講義としてグラムシの国家論と福祉国家把握/講師:後藤道夫
〈ジェンダー〉
『家族・私有財産・国家の起源』の輪読と講義/資料として上野千鶴子のマルクス批判/講師:後藤道夫
〈共同体論、将来社会論〉
「ザスーリチへの手紙」「資本制生産に先行する諸形態」『経哲草稿』等の輪読と講義/講師:渡辺憲正
〈トピック〉
マルクス研究の最前線−メガと『ドイデ』編集問題/講師 平子友長

3期「資本論を読む」(09年10月〜翌9月、月2回、日程の詳細は調整後決定)

資本論1巻を輪読/適宜講義を行う。